第431話「施工トラブル(その3)」

さて今回は、

 

「施工トラブル(その3)」です。

 

直接お客さんから修理や工事をいただく直販元請けは、

実に様々なトラブルや対応を求められます。

 

いつも前向きに直販工事を頑張っていらっしゃるO社長は、

 

「実は先日失敗しました。」

 

そう言われます。

 

「どうしたのですか。」

 

そう伺うと、

ちゃんと契約をされ、工事に入った。

 

奥さんは愛想がよい方ですが、ご主人さんはあまりしゃべらない、

なんだか不満顔でとっつきにくい、そんな印象のご家庭だったそう。

 

工事は順調に進んでいたのに、

なぜがこのご主人、前にもまして、

ますます不機嫌な対応をされて、

 

O社長、いったい何が不満なのだろう。

 

工事に至るまでのやり取りを思い起こし、

 

「あっ!しまった!」

 

そう思ったそうです。

 

それは、工事も決まり、ご夫婦との雑談の際、

奥様が長年腰痛で悩まれていることを聞いたそうです。

そして、O社長に、

「どこか良い治療院は知りませんか?」

 

そう尋ねられたそうです。

 

「それでは私の地元で評判の良い治療院、ちょっと当たってみますね。」

 

会話の中でそう答えてはいたが、他の段取りや、工事で、

そう答えたことをすっかり忘れていたということです。

 

思い出したのは、それからなんと2週間後。

 

慌てて、治療院を探し、

お伝えするのが遅くなったことを謝り、

ある治療院をご紹介したそうです。

 

そうしたら、仏頂面のご主人が、急に笑顔の対応に。

奥さんからも感謝のお土産までいただいたそうです。

 

施工の準備やトラブルは、業務ですから真っ先に対応します。

忘れることはないでしょう。

 

でも、何気ない会話の中の頼まれごとって、メモとかしない限り

うっかり忘れてしまうこと、ありますよね。

 

でも、冷静に考えれば、

そもそも工事を依頼していただいたのは、

お客さんから信用されたからです。

 

自分が信用したと思った方から、

頼んだことを忘れられた。

 

これは人間不信になります。

 

お客さんとの対話は、業務以外の事でも、

ちゃんとメモ書き、記録を残しておくとが大事です。

 

もう一つは、

仕事以外の頼まれごとは、忘れてしまう前に、

その場で即手を打つこともいいかもしれません。

 

いかがでしょうか。

 

直接受注の工事店が、地域で選ばれる。

 

言い換えれば、

その工事店の代表が

その地域の皆さんに

信用されるということですからね。

 

 

 

 

 

元請けに頼らず、

自分で自分の仕事が取れる、

独立した工事店を手に入れる

1年で「脱下請」するしくみの実務を知りたい、

前から考えていた、やってみたい!

思いたった今!」こそです。

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

はじめの一歩は勇気だけ。