第484話「それって本当に望んでるの?」

さて今回は、

「それって、ほんとに望んでいるの?」です。

 

昨日、当店施工中の現場に

氷と飲み物を休憩に届けに行った時の話です。

 

板金工事協力店の社長さんが、

 

「無理して大きな工事追わなくてもいい。」

 

そう話してくれました。

 

今は、以前に増して工事物件の取り合いが起きている。

 

近い同業者同士、元請けから相見積させられたり、

あるいは、材料商社が見積に参入してきて、

丸ごと物件を取っていってしまう。

 

材料商社ですから、

当然見積競争になれば、一番安い見積に出来ます。

 

問題は、その安く受注した物件を誰が施工するか。

それは、一人親方、2,3人の板金工事屋です。

 

確かに、物件規模は大きいですが、

その手間単価の低いこと低いこと・・・

 

平米100円とかだそうです。

実際、手間請けして工事しても、工数掛かり過ぎて

赤字になる事がしょっちゅうだとか。

 

「それって本当に望んでいるの?」

 

その社長が話を続けます。

 

「オレはそんな安い仕事、やって赤字になる仕事を無理して追わない。」

「自分の出来る工事見積値段を通してくれる元請けに付いてやる。」

(うちのことかな・・・)

「ヨコの連携で、大きめの案件を応援でやったり応援に行ったりで充分。」

 

そう話してくれました。

 

職人の高齢化、廃業、若い成り手のいない昨今、

専門技術職である私たちの工事店経営は、

この難しい時代をよほどうまく乗り切らないと

あっという間にダメになってしまいます。

 

かつては高い日当であった大工さん。

それが時代の変化で、今では2万円以下で

仕事をしている方も多いと聞きます。

 

「それって、本当に望んでいるの?」

 

きっと、誰も好き好んで

安い単価、安い日当でなんかで働きたくない。

会社勤めのヤツに年収で負けたくはない。

 

でも現実は、

提示された工事単価、日当に甘んじて

厳しい仕事させられっぱなし。

 

自分のまわりの同業者は

そんなのが多いと聞きました。

 

「だから自分は、無理して大きな案件追ったり、不本意な金額では仕事しない」

 

そう話して工事作業に戻ってくれました。

 

工事店自体の規模が大きいと、

経営維持するには大きな売上が必要です。

安い単価でも請負わざる得ないこともわかります。

 

でも、きっと頭では

 

「それって、本当に望んでいるの?」

 

そう考えながらの毎日かと思うのです。

 

人それぞれの考えで、自分の工事店は

運営しています。

 

今さら

私がとやかく言う筋合いもありません。

 

でももし、

自分で自分の仕事を

生み出すことが出来るとしたら、

 

自分の工事店の資金がきちんと回って、

納得のいく金額の工事を

自分のペースで施工出来る方法を

手に入れる事が出来たなら、

 

少なくとも、

いまよりやりがいや

年収はアップすると

思うのですが。

 

ちいさな工事店でも、

ちいさな工事店だから出来る方法、

知ってみたいと思いませんか。

 

「それって本当に望んでいるの?」

 

正直に今のご自身に聞いてみてください。

 

先行き不安を希望に変える第一歩は

コチラから