第479話「現場まで10分」

さて今回は、

「現場まで10分」です。

 

以前面談した方とのお話です。

 

この工事店代表は、

いつも現場まで片道1時間以上かけて運転し、

そこから工事施工し、後片付けして

また1時間かけて帰ってくる。

 

毎日当たり前にそうしてきて、

でも施工単価は遠くても安い。

 

当然交通費なんてものも

まったく出してもらえない。

 

下請だから当たり前だと思っていたが、

 

40代後半になって、

体力的にきつくなってきた。

 

そんな中で、私の拙本をSNSで知り、

現場まで毎日10分で到着することに驚かれて、

面談を申し込んだとの事。

 

どうして10分で行ける現場が、

毎日成り立つのか疑問だったようで、

少しお話をしました。

 

事業所から10分で行けるとなると、

道の混み具合にもよりますが、

おおよそ直線距離で、

4キロ圏内。

 

これなら車で早くて5分、

多少渋滞でも15分もあれば、

うちの現場は到着してしまいます。

 

あとは工事施工の時間を

たっぷり取ることが出来ますし、

忘れ物があっても、

途中で事業所に戻れるし

工場に戻り加工物して、

その日のうちに取付出来ます。

 

移動時間がありませんから、

そもそも

早出とか残業ってありません。

 

逆に現場が近すぎるので、

お施主さんに迷惑掛かるので

毎朝8:20まで発進せず、

より細かい打ち合わせや

工場内整備をしています。

 

そんなことをお伝えしていると、

こんな質問をされます。

 

「毎日そんな近い現場ばかりって、どうしてですか?」

 

その答えは、

元々、その半径4キロ圏内にしか、

自社PRをしていないからです。

 

新聞の折込広告は、

この範囲にしか入らない。

 

なので、

当然この範囲からしか、

お問合せが来ない。

 

結果、

決まってくる案件は

近い物件ばかりになります。

 

次に、

こう質問もされます。

 

「でも、そんな近くだけで、毎日仕事が成り立つの?」

 

確かに、

1回2回広告を打ったところで、

問い合わせなんて、ほぼありません。

 

当然工事につながりません。

疑問も当然かと思います。

 

でも、

それが4回5回となると、

地域の認知度が積み上がるので、

じわじわ、じわじわ

しかも安定して電話が鳴るようになります。

 

もちろん広告内容には

お客さんが電話を掛けたくなる

独自の仕掛けを仕組んでいますが。

 

広告で注意する点は、

一度に広域にドーンと広告を打つこと。

 

当然、

かかる費用も大きくなりますから

2回目3回目と次が続きません。

 

さらに

広域に撒くと、遠いですから、

引き合い電話の後の

現地調査も段取りも、

そして施工時間ロスも

今と変わりません。

 

更に言えば、

人もお金も豊富な、

経営規模の大きな他社には、

ちいさな専門工事店では、

そもそも太刀打ちできない。

 

金額の高い安いの勝負になりますから、

やっと電話が鳴っても、

相見積もりの当て馬に毎回になります。

 

それより、

事業所から近接する範囲に限定し

何度も何度も独自の広告を打つ方が、

 

結果、

その狭い地域内に限れば、

他社より知名度が上がり、

認知されるから

引き合い電話につながるのです。

 

そして継続すれば、

移動時間の少ない効率の良い現場が

近接地域にじわじわ増えだします。

 

「現場まで10分」

 

早出残業0の毎日。

 

それってイイなあ、そう思ったら、

 

まずは考え方を理解して、

次に、結果が出るまで

遠回りにならない方法を正しく知って、

 

実際、自分でやってみる。

 

あきらめず繰り返しすることで、

あなたの事業所で再現することは

本当に可能なんです!

 

今の移動時間の長い、

体力勝負の下請工事店経営。

 

あなたは今後、何歳まで続けられますか?

 

もうちょっと

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