第438話「売上倍増とは、いきませんが」

さて今回は、

 

「売上倍増とは、いきませんが」です。

 

こんな質問が来ました。

その方は、現在自分と、従業員の若い方で

工事店を経営しています。

 

年間の売上は2000万ぐらいだそうです。

起業以来、前働いていた会社や、紹介された元請けさんからの

工事で売上100%下請の工事店を営んでいるそうです。

 

私のサイトをたまたま見つけて、

お客さんから直接工事を請ける事に興味を持ってくれました。

 

すこし現状の苦労や、不満な点のお話をした後、

 

「脱下請けすると、売上は2倍とか3倍になりますか?」

 

そういった質問をいただきました。

 

私は、今の体制、代表者と従業員のままなら、

 

「それは無理です。」

 

と、申し上げました。

 

ご自身と従業員で工事をするわけですから、

当然、今までより多くの施工は出来ないわけです。

 

ひと月に施工できる工事量は変わらないわけですから、

当然ですよね。

 

下請けであっても、自分が元請けになっても、

実は、大きく売上高自体変わらない。

 

これは冷静に考えればわかりますよね。

 

だったら、何も

脱下請け、直販工事などしなくて

よくないですか?

 

なあんだ、と思いましたか?

 

いえいえ、まったく違うんです。

 

たとえ同じ売上高でも、

その中身が大きく改善されるのです。

 

なにが大きく変わるかというと、

 

下請けの売上を仮に100万だとして、

材料費に50万、工賃に40万とすると、残る利益は10万

 

と仮定します。

 

この割合はその工事自体が、下請、元請け、

どちらであっても変わりませんよね。

 

でも、あなたの上の元請けは、

あなたに支払う100万に、

いったいいくら上乗せして、

お客さんに提示しているのでしょうか。

 

20万?30万?50万?

 

仮に、お客さんに130万だとすると、

元請けはお客さんから30万の利益を得るわけです。

一方で、あなたは変わらず10万です。

 

もし、

この工事を、直接お客さんから

直接取れたとしたらどうでしょうか。

 

売上130万-材料費50万-工賃40万=40万

 

そう、今までの4倍、

40万の利益を得ることが出来るのです。

 

条件は代表と従業員の工事施工ですよ。

 

今の体制のまま、お客さんから直接仕事を取れるだけで、

施工量は変わらず、利益を倍増、それ以上得ることが、

直接工事を取ることだけで実現します。

 

もちろん、

何もしないで、直接お客さんから、工事依頼など

来るわけありませんし、様々な問題も実際起こります。

 

でも、それらを差っ引いても、

挑戦する価値は充分以上あると思うのです。

 

現状の体制で、直接受注のやり方をマスターすれば、

その後は従業員の増員や、外注などを使えば当然、

売上高だって大きくなりますよね。

 

「売上倍増とは、いきませんが」

 

同じ仕事をして、

生み出す利益を倍増させることは

実は即、可能なんです。

 

いかがでしょうか。

 

元請け監督の顔色うかがい気を遣う工事より、

お客さんから、毎回

 

「やってよかった!ありがとう!」

 

そう感謝される工事店に、

もう本当に、

変化するタイミングでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

元請けに頼らず、

自分で自分の仕事が取れる、

独立した工事店を手に入れる

1年で「脱下請」するしくみの実務を知りたい

前から考えていた、やってみたい!

思いたった今!」こそです。

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

はじめの一歩は勇気だけ。