
さて今回は、
「施工トラブル(その3)」です。
直接お客さんから修理や工事をいただく直販元請けは、
実に様々なトラブルや対応を求められます。
いつも前向きに直販工事を頑張っていらっしゃるO社長は、
「実は先日失敗しました。」
そう言われます。
「どうしたのですか。」
そう伺うと、
ちゃんと契約をされ、工事に入った。
奥さんは愛想がよい方ですが、ご主人さんはあまりしゃべらない、
なんだか不満顔でとっつきにくい、そんな印象のご家庭だったそう。
工事は順調に進んでいたのに、
なぜがこのご主人、前にもまして、
ますます不機嫌な対応をされて、
O社長、いったい何が不満なのだろう。
工事に至るまでのやり取りを思い起こし、
「あっ!しまった!」
そう思ったそうです。
それは、工事も決まり、ご夫婦との雑談の際、
奥様が長年腰痛で悩まれていることを聞いたそうです。
そして、O社長に、
「どこか良い治療院は知りませんか?」
そう尋ねられたそうです。
「それでは私の地元で評判の良い治療院、ちょっと当たってみますね。」
会話の中でそう答えてはいたが、他の段取りや、工事で、
そう答えたことをすっかり忘れていたということです。
思い出したのは、それからなんと2週間後。
慌てて、治療院を探し、
お伝えするのが遅くなったことを謝り、
ある治療院をご紹介したそうです。
そうしたら、仏頂面のご主人が、急に笑顔の対応に。
奥さんからも感謝のお土産までいただいたそうです。
施工の準備やトラブルは、業務ですから真っ先に対応します。
忘れることはないでしょう。
でも、何気ない会話の中の頼まれごとって、メモとかしない限り
うっかり忘れてしまうこと、ありますよね。
でも、冷静に考えれば、
そもそも工事を依頼していただいたのは、
お客さんから信用されたからです。
自分が信用したと思った方から、
頼んだことを忘れられた。
これは人間不信になります。
お客さんとの対話は、業務以外の事でも、
ちゃんとメモ書き、記録を残しておくとが大事です。
もう一つは、
仕事以外の頼まれごとは、忘れてしまう前に、
その場で即手を打つこともいいかもしれません。
いかがでしょうか。
直接受注の工事店が、地域で選ばれる。
言い換えれば、
その工事店の代表が
その地域の皆さんに
信用されるということですからね。
元請けに頼らず、
自分で自分の仕事が取れる、
1年で「脱下請」するしくみの実務を知りたい、
前から考えていた、やってみたい!
「思いたった今!」こそです。
そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。
はじめの一歩は勇気だけ。