第425話「内助の功」

さて今回は、

 

「内助の功」です。

先日、あるオンライン勉強会での話です。

 

下請を脱却し、

お客さんから直接仕事を中心にしたいと思っても、

従業員が少ない、または一人親方の場合、

 

昼間は、基本自ら現場に出ていることから、

なかなか頭で思っていても実際の行動や

成果が出るのに時間がかかってしまう現実があります。

 

現実、下請仕事に追われている毎日ですからなおさらです。

 

今回の勉強会では、そんな家族規模の工事店さんでも

直接受注比率を、短期間に5割、6割と上げられた事例を

説明されていました。

 

下請体質を、元請けに移行する時、

実に多くの問題をクリアしていくことがあります。

 

まずは、先代への方針説明です。

先代と意見が食い違いケンカになりがちな親子経営。

そこをうまく取り持っていく役。

 

新しい取り組みを先代社長にどう認めてもらうか、

それには、小さく始めて結果を出してから説明するとか、

 

地域の方に専門工事の説明展示会を開いて、周知活動をし、

新規のお客さんと出会う場作りをやって集客実績をつくる。

 

日々現場施工の代表に代わって、

工事の提案資料の作成だけではなく、

お客さんに説明営業までされているとのこと。

 

屋根調査にドローンを導入するところは多いですが、

多くの場合、ライセンスを持っているのは代表です。

現場が忙しければ、活用する機会はほとんどありません。

 

そんな代表に代わって屋根を、

自らドローン飛ばして調査されている。

 

いったい誰が?

 

それは代表の奥様です。

 

それぞれの前職は、保母さんや先生だった方というのも驚きですが、

まったく畑違いの工事の内容を日々勉強され、理解し

工事店代表のご主人を、みごとにサポートされています。

 

本当にすごいなと思う反面、

実は私自身、奥さんには、脱下請けを思い立つところから、

今日まで、ずっとバックアップされっぱなしだったということを

改めて気づかされた勉強会でした。

 

29年前、やりたかった直接受注。

支えて続けてくれたのは紛れもなく、

私の妻でした。

 

きっと今回の工事屋さんも、

じきに100%独自で経営されると思います。

 

従業員には絶対真似できない絶体の信頼関係、

代表を心底、支えられる家族経営の工事店こそが、

 

一番早く、直販元請け化が実現出来るのだろうと、

改めて思います。

 

「内助の功」

 

代表にとって、こんなに心強い味方はいません。

 

 

 

元請けに頼らず、

自分で自分の仕事が取れる、

独立した工事店を手に入れる

1年で「脱下請」するしくみの実務を知りたい、

前から考えていた、やってみたい!

思いたった今!」こそです。

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

はじめの一歩は勇気だけ。