第494話「大型物件受注の落とし穴」

さて今回は、

「大型物件受注の落とし穴」です。

 

暑すぎる夏もやっと過ぎて、

いよいよこれから

秋のリフォームシーズンです。

 

すでに12月まで一杯の方もいるかもしれませんね。

 

さまざまな案件が決まってくるなかで、

通常の工事受注額より、

飛びぬけて高額な受注に

なることがたまにあります。

 

それ自体はとても良いことですが、

実際に工事着工、施工をしていくと

 

思わぬピンチに陥ることがあります。

 

施工上のトラブル?

工事の手配、職人不足?

現場管理上の問題?

 

もちろんあるかもしれませんが

 

違います。

 

思わぬピンチ、

それは運転資金のショートです。

 

実は大型物件になれば、

大きな金額の材料費や、職人の手配、外注の段取りなど

普段の工事より多くのお金が必要になります。

さらに工事期間が通常案件より長くなるはずです。

 

雨で工事が延びたり、

不測の追加があったりもします。

 

でも毎月の締め日、支払日は待ってはくれません。

 

そもそも、

施工が始まった大型工事中は、

ほかの受注工事案件は取り掛かれませから、

月の売上0円ということになる場合さえあります。

 

でも、

先月終わった物件の支払いは今月支払い、

さらに現在の大型工事に投入している職人の給料も

毎月の経費も月末とかに支払うわけです。

 

月をまたぐ長丁場の大型工事は、

どう考えても資金がきつくなるわけです。

 

恥ずかしい話、

私は十数年前まで、それに気づかず、

 

「元請けで大型物件やってるのに何で支払いキツイにだろう。」

 

単純にそう思っていましたし、

 

下請だった職人根性とでも言いましょうか、

 

「完成し引き渡すまで一銭もいただかない。」

 

と決めてきましたから、なおさらです。

 

通常案件であれば、

受注して、工事して、回収して、

毎月難なく回るはずの

現金が急にキツくなる理由は、

 

たった一つ。

 

ご察しの通り、

月をまたぐような

長丁場案件のお客様との

工事金額の

 

【支払条件を決めていない】ことです。

 

工事金額の契約だけして

自分は工事の準備や段取り、施工にばかり、

気を取られてしまっていたことです。

 

なので完成し引き渡すまで

一銭も入金されません(笑)

 

では、

どうしたらよいかですが、

 

それは工事金額の大きい場合は、

必ずその契約時に、

支払い条件を付け加える。

 

契約金を先にいただく。

これで資金をまず確保することです。

 

でも、

工事が終わらないうちの

全額支払いは難しいですよね。

 

私もいただいておりません。

 

でもうちが決めてることは、

 

足場をかけた日、

工事中間の日、

そして

完成お引渡し後〇日残金お支払いを

 

工事注文時、あらかじめ決めておくことです。

 

これだけで、

工事引き渡しまでに

2/3は資金確保になります。

 

逆に、

こうしないと大型工事する度に

大変な思いすることが

毎回起こるのです。

 

「大型物件受注の落とし穴」

 

それは、

支払い条件を決めていない事。

 

逆に、これを押さえておけば、

元請けとして、

じっくり、しっかりした施工が、

安心してできるのです。

 

あなたがこれから目指す、

直販元請け化には

必ず必要になります。

 

いかがでしょうか。

 

もっと具体的な実務レベルの話は、

コチラから