
さて今回は、
「現場まで毎日10分」です。
お盆オンライン面談した方のお話です。
この方は、元請けの現場に
いつも片道1時間以上かけて移動し、
そこから工事施工し、後片付けして
また1時間かけて帰ってくる。
単価は近くても遠くても変わらない。
当然交通費なんてまったく出してもらえない。
下請だから当たり前だと思っていたが、
40代になって、
体力的にきつくなってきた。
そんな中、私の拙書をネットで知り、
現場まで毎日10分で到着する内容に驚かれて、
面談を申し込んだとの事。
どうして10分で行ける現場が、
毎日成り立つのか疑問だったようで、
少しお話をしました。
事業所から10分で行けるとなると、
道の混み具合にもよりますが、
おおよそ直線距離で4キロ圏内。
これなら車で早くて5分、
多少渋滞でも15分もあれば、
うちの現場は到着してしまいます。
あとは工事施工の時間を
たっぷり取ることが出来ますし、
なにか忘れ物があっても、
事業所に取りに戻っても、
寸法とって加工物に戻っても、
その日のうちに取付完成出来ます。
移動時間を全く気にせず施工出来るので、
直行直帰とか残業ってありません。
逆に、
現場が近いと早く着きすぎ、
お施主さんが困るので、
毎朝8:20まで発進させず、
担当施工者と
より細かい打ち合わせや準備をしています。
そんなことをお伝えしていると、
こんな質問をされます。
「毎日そんな近い現場ばかりって、どうしてですか?」
その答えは、
元々、その半径4キロ圏内にしか、
自社の広告PRをしていないからです。
うちのチラシ広告は、
この範囲地域にしか入らない。
なので当然、
この範囲からしか、
お問合せの電話が発生しない。
結果、
決まる案件は
近い案件ばかりになります。
更に、こう質問もされます。
「でも、そんな近くだけで、毎日仕事が成り立つの?」
確かに、
1回2回広告を撒いたところで、
問い合わせ電話なんてありません。
当然工事案件なんてつながりません。
疑問も当然かと思います。
でも、それが4回5回となると、
撒いた地域に、だんだん認知されますから、
毎月コンスタントに
電話が鳴るようになります。
もちろん広告の
「チラシ紙面内容」に大きく影響されますが。
チラシ広告で注意する点は、
他社に負けじと、
広域にいっぺんにドーンと単発に打つこと。
まあ費用が高額になりますから、次が続きません。
さらに広域対応になると、
現場が遠いですから、
現地調査も段取りも、
そして施工ロスも大変です。
更に言えば、
人もお金も豊富な
規模の大きな他社には、
ちいさな専門工事事業所は、
そもそも太刀打ちできない。
同じ工事で勝負になりますから、
電話が鳴っても、
毎回、相見積もりの当て馬になります。
それより、
事業所から近接する範囲に限定し
何度も何度も繰り返し広告を打つ方が、
結果、
その地域内の知名度がぐんと上がり、
引き合い、その次と・・・つながるのです。
継続すればするほど、
移動時間の少ない効率の良い案件が
事業所の近接地域に確実に増えだします。
「現場まで毎日10分」
イイなあ~、そう思ったら、
まずは考え方を正しく学んで、
遠回りにならない方法を正しく理解し、
「実際、自分でやってみる。」
あきらめず、
繰り返しすることで、
あなたの事業所で
再現することは本当に可能なんです。
移動時間の長い、
体力勝負の下請工事店経営。
あなたは今後、
何歳まで続けられますか?
ほんとに???
でも興味がある!