
さて今回は、
「工事店オヤジがコンサルタントになったわけ」です。
1月は名古屋はじめの一歩(まえ)ワークを開催しました。
そこに参加された社長さんに、
こんなご質問をされました。
「村松さんは、工事会社を経営しているのに
なぜ、別にコンサルタントをしているのですか?」
私は、
「専門工事業者が正しく評価されて商売繁盛してほしいから。」
そうお答えしました。
あなたの工事店は、
年中元請けからの仕事に追われて忙しいでしょうか?
それとも仕事が減って暇な事が増えてきているのでしょうか?
下請工事、元請工事、いずれにしても、
あなたが望む売上や利益がちゃんと出ていれば
どちらでも私は構わないと思っています。
問題は、
思った売上や利益がきちんととれていない、
工事量の不安がある場合です。
あなたの会社は今年、そして将来、
工事店経営に不安はありませんか?
このコラムでずっと書いてきた通り、
私は奥さんと2人で30年前に
「脱!下請」で「安定経営実現」を目指し、
専門工事会社でありながら、
お客様直の受注で完全元請化を果たしました。
元請け会社にまったく依存せず、
自分の会社の売上は自分の力で稼ぐという
独自スタイルを専門工事のまま確立しました。
私は、自分を経営コンサルタントとは思ってはいません。
実は、私には息子がおり、
将来は自分の会社を継がせようと思っておりましたが、
意見の相違があり、息子は息子の道を歩むことになり、
同族の事業承継は出来なくなりました。
それは私にとって、非常に残念ではありました。
息子渡そうと思った、30年築き上げた
独自直販化のノウハウが惜しいと思いました。
しかし、このことで私自身、考え方を変えました。
この30年間、私が経験してきた様々な失敗例を除き、
比較的うまく行った独自のノウハウ実務を体系化してカタチにしたのです。
そして、当時うちがそうであったように
いま、経営の不安を抱えながら、毎日懸命に頑張っている
専門工事会社の代表に何とか伝えられないかと考えるようになりました。
本当にその思いだけで、本業ではないこの事業を始めたのです。
当初は、業界向けの講演を考えたのですが、
限られた時間のなかで到底全部を伝えられるわけでもなく、
よくある勉強会、セミナーに出て、
「ああ、いい話を聞いたな。」で終わってしまう。
講演の短時間では、本当のノウハウ、
意味やねらいを伝えることが出来ない!
それに加えて本人が
実際の実務で実行してもらわないと結局何も変わらない!
そう思い改め、
会社の決定権者である社長と1対1で
ひとつずつ時間を掛けて伝えられればよいのではと考え、
現在の形、いわゆるコンサルを思い立ち、現在に至ります。
よくある机上の空論、出来たらいいなあ程度の情報提供は、
どこのコンサルタントでも指導するでしょう。
ビジネス本や、ネットからでも学ぶことは可能ですよね。
でも本を読んだだけ、情報は知っている、
また、実際自分で出来ないことを指導されても
何も状況は変わらず、
それこそ時間と費用の無駄遣いになってしまいます。
私は、あなたと同じ経営者としての悩み、厳しさを経験しながら
今日も工事店経営してきています。
同じ専門工事を現役経営する村松だからこそ
あなたに伝えることが出来る事があると思っています。
私の同族事業承継は叶いませんでしたが、
やり方に賛同してくれた工事店代表が
全国で頑張っていてくれます。
「お客さん直の工事がはじめて取れた。」
「自分が元請けになったら、経営数字が好転した。」
「お客さんから直接、ありがとうって言われた。」
私に報告してくれるのです。
正直、こんなにうれしい事はありません。
脱下請け、
直接受注30年の苦楽を共にした奥さんと思い描いた
「専門工事業者が正しく評価されて商売繁盛してほしいから。」
のさらなる実現のため、
まだまだ頑張っていこうと思います。
実務ノウハウを駆使したやり方で、その地方、その地域で
結果が出るようにと、今日も指導しています。