第480話「3つのパターン」

さて今回は、

「3つのパターン」です。

 

私は、

専門工事で直接受注を目指す方向けに、

11年間、個別サポートをしてきましたが、

 

当店に、お問合せのいただく

工事店社長さんのパターンというか、

傾向は大体、3つに分かれます。

 

ひとつめは、

直接工事受注に、なんとなく興味がある。

やってみたいが、

どうやってやるのが具体的には分からない。

今すぐでなくとも、

いつかやってみたいと思っている社長さん。

 

ふたつめは

現状の下請工事には、困っていないが、

更なる新しい売上を創るために、

直接受注で工事を取りたいという方です。

 

毎日の下請工事は忙しいが、

それでも工事と工事の谷間があったりして、

従業員を遊ばせておけないので、

その谷間に直接工事が出来たら、

というものです。

 

三つめは、

下請工事が減ってきた。

元請先が廃業した。

あるいは、

下請受注金額や、

工期が厳しくて全く儲からなくなった。

 

今のままでは、非常にマズい、現状を早急に

脱出、改善しなければと思っている社長さん。

 

大体、この3つになります。

 

今のあなたは、どれに近いですか?

 

ひとつ目とふたつ目の方は、

毎日仕事があって、毎月の売上には

経営的にあまり影響がないため、

目の前の現場が忙しいと

 

新規の直接受注獲得は後まわしになります。

 

もしくは忘れていても1年が過ぎてしまうでしょう。

 

三つ目の状態の工事店社長は、

たとえ単価が安くても、工期がきつくても

毎月の売上を上げないと、

生活が成り立たないから、毎日現場追われ、

 

これまた新しい取り組みをやる時間が作れない。

 

あっという間に1年は過ぎてしまいます。

 

いかがでしょうか。

 

みなさん、

全員それぞれ頭の中では、

直接工事を自分で仕事さえ取れたら

 

漠然と売上アップや、

経営の改善が出来るのでは、と思っています。

 

思っているけど、最後にいう言葉は共通です。

 

「そのうち、やりたい。」

 

言うまでもなく、

そのうち出来るほど

直接受注は甘くありません。

 

簡単に出来るのなら、全員やれてます(笑)

 

何事もそうですが、

知らない取り組みを導入するには、

 

抵抗もあるし、

慣れないため時間も長く掛かります。

 

長く回り道や、たくさんの失敗もするでしょう。

 

「そのうちやりたい。」

 

の、言葉には

そんな気持ちが見え隠れします。

 

一方で、

すでに直接受注の工事店経営を

手に入れた社長たちがいます。

 

はじめお会いした時は、

もともと

上記の3つの傾向社長だった方々です。

 

彼らに年に1回ぐらい、

経営状況をうかがうのですが、

概ね好調な業績を報告いただいています。

 

以前は全員、元請けからの工事だのみの

専門工事店だった社長さんです。

 

でも、

今まで出会った3つの傾向社長と、

 

たった一つ違ったのは、

 

「そのうちやりたい」

 

と言わずに、

 

「スグやります。」

 

と、返事を決めたところです。

 

やると決める、

心に覚悟を決めるから、

 

初めて一歩進むことが出来ます。

 

何事も「決める」が一番大事。

 

決めないと、

 

人は、

次の行動が出来ないようになっています。

 

そして決めた人だけ、

 

自分が思い描く未来、

安定工事店経営を手に入れる事が実現します。

 

このことは

この春に来店されたクライアントの話で

ますます強く確信しました。

 

みんな毎日忙しいし、一生懸命生きています。

それはとても尊い事です。

この仕事を選んだ自分の思いがあるからです。

 

でも、今のままの延長に、

本当の自分が

思い描く将来はやってくるのか、

 

現場のあとに、

お風呂で汗を流している時、

寝る前、早朝、工事の段取りが出来たあとに、

 

今一度、考えてほしいのです。

 

「そのうち」でいいのか、

「スグ」でないといけないのか。

 

今こそ、思い描く自分自身を

 

「決めること」

 

が必要ではありませんか?