第398話「ご安全に」

いつまでも暑かった今年の夏(と秋)

もう来週は12月に入りますね。

ブログを休止し半年以上経ってしまいました。

実は、あるきっかけで、

社内体制が大きく変わってちょうど1年になります。

そのきっかけをお話します。

 

 

さて今回は、

「ご安全に」です。

 

ちょうど一年前の話です。

 

その日は雨漏り現地調査をしていました。

陸屋根防水の総二階の建物で、

二連梯子でないと登れません。

 

あいにく

その日は小雨がぱらついていました。

 

「屋根に絶対上らないでね。」

 

専務の言葉を聞いていましたから、

もちろんそのつもりでいました。

 

現地に到着し、状況を伺い、

協力店の職人さんに屋根上の状況確認してもらい。

私は下で梯子を支えていました。

 

雨の止み間があり、

雨漏りの応急処置が出来そうだったので

職人さんに処置をしてもらいました。

その間何度も昇降していました。

 

処理が終わり、

どう処理したか、念のためにと、

梯子を屋根上で支えてもらい

私も上に上がって処置完了を確認し、

2人で屋根から降りようと、

私が先に降りて、下で支えようと梯子をまたいだ、

その瞬間・・・・

 

・・・気づいたら、

病院の天井が見えました。

梯子の足が、雨で滑って、

私は転落事故を起こしてしまったのです。

 

失敗しました。

心に油断があったと思います。

 

あれほど上るなと、釘を刺されていたのに。

 

後で聞くと、

お客さんが救急車を呼んでくれたそうで、

大変なご迷惑をかけてしまいました。

 

そして、

何より大変な苦労と心配を掛けてしまったのは、

専務と娘です。

 

突然いなくなった私の代わりに、

私が行っていた全ての業務、

全ての工事段取り、現場管理、見積作成まで全部、

突然こなさないとならなくなったからです。

 

従業員打ち合わせや、外注先、それに工事の手配、何から何まで

入院中、役に立たない私に代わり、

全部やって、苦境を乗り切ってくれました。

会社を守ってくれました。

 

どれだけ感謝しても足りません。

 

どれだけ心配をかけたのか、

どれだけ苦労をかけたのか、

 

改めて反省し、

今、生かされていることに感謝し、

支えてくれた家族に少しでも恩を返せるよう

今後の人生を使います。

 

幸い、こうしてコラムの書けるように、

半年で現役復帰を果たせたのも、

たまたま運がよかったにすぎません。

 

「あなたに重篤な障害が残ったら、

その時点で、即廃業を決めていた。」

 

退院後、専務に聞かされました。

 

 

これから、年末にかけて、

きっとあなたもいつも以上に

毎日忙しくされると思います。

 

でも、一度事故を起こしたら、

そこですべて終わります。

家庭も、会社も、人生も、です。

 

何もかも失います。

 

どうか、自分の身の安全を第一に、

現場に取り組んでください。

 

どうかこれからも毎日、

 

「ご安全に」

 

 

 

今の元請けに頼らず、

100%個人宅修理工事だけでまわる、

1年で「脱下請」するしくみの実務を知りたい、

興味がある、やってみたい!

うちの会社でも実現可能なのかは、

思いたった今!こそです。

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。

はじめの一歩目の勇気だけ。