第87話「工事中、ご近所の方に声を掛けられた職人は」

 9月は、台風や大雨、毎日コロコロ変わる天気予報に、人の手配延期、工程の順延、工事の中断が続いて、屋根屋には、しんどい月となりました。お客様に不便や迷惑をお掛けし、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、天気には勝てません。弊社では、雨の日の職人達は、社内の整理整頓を自主的に行っています。

雨天時仕事、ちゃんと用意していますか?雨でも次につながる準備で商売繁盛していますか?

 今回は、「工事中、ご近所の方に声を掛けられた職人は」です。

 弊社の工事は、主に民間なので、工事をしていると、近所の方が、立ち止まって見ていたり、場合によっては声を掛けてくることがあります。それは私ではなく、現場で作業している職人にです。要するに、その現場の工事に興味をもっての声掛けです。

 声を掛けられた職人は、何の工事なのか、どうやってやっているかをその近所の方に説明してあげることはおそらく、あなたの会社の職人もすると思います。

 聞くところ、その方は、自分の家も「将来はやりたい」ので、色々と質問してきたのです。職人はその「将来はやりたい」を将来の「我社のお客様」と思って、懇切丁寧にその工事のやり方や目的を自分の手を止めて説明します。

 数分後、その方はいろいろ聞きだしを終えて、その現場から立ち去りました。

 私は、その職人に聞きました。

「で、その方のお名前と、電話番号は聞いたの?」

職人は、

「いや、話を聞いていると、将来はやりたいとは言ったが、まだ先だと思って聞かなかった。」

そう言います。一見、何の問題も無いように言ってのけます。

 でも経営者のあなたなら普通、こう思いますよね。なんで名前と電話番号ぐらい聞いてくれないんだと。なぜなら、わざわざ足を止めて、その現場工事に興味をもって職人に声を掛けている訳です。その「将来はやりたい」を「勝手に」「今はやらない」と思ったのは職人だけかもしれない、有望見込み客だったかもしれないからです。

 これは、毎月毎月、販促費用を懸命に掛けて、今日の仕事があることが、現場の職人に理解させていないことが実は問題なのです。たった1人の見込みのお客様を探してくる費用をまったく理解しないからこんな対応で終わってしまうのです。

あなたが一日中現場に張り付いて居れば、こんなことにならず、ちゃんと最低、お名前や電話番号を聞いていると思います。でも現実的には、職人が現場にいるだけです。ちゃんと現場の職人に、技術や知識の話だけでなく、自社PRまで伝えなかったから、よくある、こんな残念な対応だけで終わってしまうのです。

さらにその職人はこう反論します。

「一応、聞いたけど、教えてくれなかった。」

あなたなら、どうしますか?

そうですよね、名刺かチラシを最低渡しますよね。そのことすら普通にできないのは、あなたが、職人にそうゆう対応を教育していないからです。

 なにも、営業の人間や、社長のあなただけが、電話を聞いたり、名刺を渡したりではだめだということを繰り返し繰り返しルールとして理解させないと、現場周辺で起こるせっかくのチャンスを全部無駄にすることになるのです。

 直販工事を中心に生きていくには、こんな小さな機会損失も無駄にできないはずです。

 弊社のルールブックには、ポスティングスタッフにしろ、現場の職人にしろ、「最初にお客様と行き会った人が、我社の顔です。社長の代理だということを意識し対応すること。」を繰り返し教えています。

 あなたの会社には、そんなルールブックと繰り返しの教育はありますか?

 そのルールブックと、職人教育に興味ありませんか?

  弊社は、専門工事会社の直販化100%を実現している現役の村松が、実際の具体的実務をあなたに直接ノウハウとして提供しています。どうしても気になる、うちの会社でも実現可能なのかのは、「思いたった今」こそです!村松まで今すぐお問合せください。そのうち、ゆくゆくはでは一生変わりません。今度は、あなたがアクションを起こす番です。