第78話「その大きな売上、本当に儲かっていますか?」

 7月も終わりになるのですが、例年の強烈な暑さが無いですね。ここ数日、あんまり暑くない。現場の職人は助かる今年の夏です。なんだか盆過ぎの秋に向かっていくような気候です。今年は猛暑のはずだったのに。ひょっとして、台風時期が早まるのかと屋根屋の村松は、今から戦々恐々です。

降っても、照っても、冷夏でも商売繁盛していますか?

 さて、今回は「その大きな売上、本当に儲かってるの?」です。

「ウチは、年商○億やってます。」とか

「前年売上対比150%ぐらいかな。」とか、

得意げに言っている社長さんとお話しすることがよくあります。

その売上自体は素晴らしいいんですが、「では粗利率はどれぐらいで、経常はどれぐらいでしょうか」と、お尋ねすると、明確な答えが返ってこない、或いは、粗利は20%以下とか、経常利益は12%ぐらいとかの方がとても多い。

 粗利率が40%を超えていたり、経常利益率も10%以上あっての○億、前年対比150%ならそれは素晴らしい経営をされていると思いますが、多くは、そうではない会社を見てきています。

それは、無理して受注し初めから粗利を減らしていたり、数%の経常利益で、かろうじて黒字、または赤字決算になってしまっている会社です。

 何より、弊社自身20年前は、売上こそ第一。大きな売上=規模の大きな会社としか見ていませんでした。もちろん、売上が固定費を賄えないほど少なくては、そもそも経営は成り立ちませんが、売上さえ上がればと、やる前から利益の少ない工事を請負う事自体を考え直してほしいと思うのです。

 ご存知の通り、売上-材料、工賃、外注等=粗利益なのですが、この粗利を大きくする事、粗利率が大きい会社の方が、経営的には優秀だと思うのです。

 ですので、会社規模に見合った粗利をどれだけ稼ぐことが出来るかを重視するのです。

「いやいや、そんな粗利益なんて、取れるわけない。」

そんな風に思った方も多いのではないでしょうか。そうです。下請をやっているうちは、永遠にあなたが理想とする粗利益は手に入れられません。なぜなら、元請会社は、あなたにそんな多くの利益の見込める仕事など発注しないからです。

「いや、大丈夫、売上を上げさえすれば。数多くやればいいんだ。」

そう思う方もいるでしょう。でも、そもそもあなたの会社の売上は、誰が作っているのでしょうか?元請会社ですよね。もしこの先、その元請からの注文が激減したとすれば・・・・

数多く物件をこなすには、それ相応の社内規模が無いとだめなはずです。

粗利益から引く、固定費は増大していく一方、薄利多売で大きな売上だけを追求していくと・・・・

 やればやるほど、売上が上がれば上がるほど、危ないと思いませんか?

よく自社の経営内容を見直してほしいのです。

では、どうしたら今の粗利益を上げることが出来るのでしょうか。

 そうです。下請をやめることです。

今いる職人、スタッフで出来る本業で直販体制で稼ぐことです。

売上よりも粗利をあけることを目的にした、直販工事を受注していくことです。

 でも、じゃあ、「明日からウチは、元請になる!」というのは現実的に無理ですので、余力のある今の経営体制のうちに変えていくのです。

 でもここで、大きな問題があります。

 元請の監督の接待は出来るけど、自分で仕事を取ったことが無い下請会社の場合、致命的に営業力が弱いですから、まずは集客や営業受注でつまずきます。ここをクリアすることから取り掛かります。初めはうまく行きませんが、継続力でここを乗り越えたら、あなたの会社の粗利益は確実に大きくなります。自社の固定費を悠々賄える経営こそが、安定経営、商売繁盛の始まりです。

景気などの外的要因に左右されない独自の経営が可能となります。

なぜなら弊社は、失われた20年に下請から直販元請の道を歩んできたからそう言えるのです。

 それは、あなたの得意とする専門工事ならば、可能なんです。

 弊社は、専門工事会社の直販化100%を実現している現役の村松が、実際の具体的実務をあなたに直接ノウハウとして提供しています。どうしても気になる、うちの会社でも実現可能なのかのは、「思いたった今」こそです!村松まで今すぐお問合せください。今度は、あなたがアクションを起こす番です。