第56話「会社で一番偉いのは」

 

 ほんとうに、右向いて左向いていたら、2月があっという間に過ぎて行ってしまいました。もう残すところ6日です。短い月でしたが、弊社では、いろんな新しい取り組みも進んだ月でした。あなたの会社では新しい取り組みや、成果は出ていますか?春はもうすぐです。商売繁盛していますか?

さて、今回は、「会社で一番偉いのは」です。

あなたの会社の中で、一番偉いのは誰でしょうか?社長であるあなたでしょうか?それとも経理を一手に引き受けるあなたの奥様でしょうか?一番営業成績の良い営業マンでしょうか?いやいや、毎日暑いとき、寒いときも、現場で作業している職人さんですか?

社員さんにも聞いてみてください。恐らく、「社長」と言うでしょう。なぜか。毎月の雇用と給料をもらうからです。会社の最高責任者である社長は、確かに「社内」に於いては一番上でしょうが、本当にそうでしょうか?

いやいや、うちは、会長のほうが実権があるとか、そうゆうことではなくて、あなたの会社を存続させてくれる唯一の人、それはあなたの専門工事を買ってくださる「お客様」です。お客様こそが、真の会社の支配者です。

よく考えれば簡単なことで、仕事の依頼も、工事代金も、全てお客様以外からは一銭も出ないということ。あなたの会社に工事の発注するのは社長ではなく、お客様。あなたには一切の決定権はありません。100%お客様の意思です。お客様が納得して工事を依頼してくれなければ、1円も売上にならないからです。

いくら良い提案をしても買っていただかなければ0円、受注にならないはずです。そして、受注した工事の材料仕入も、外注費も、毎月の職人の給料も、もっと言えば、工事車両も事務所維持費も着ているユニフォームだって、社長がお客様の代わりに購入し、支払っているに過ぎないということ。

このことは、下請工事でも直販工事でも一緒です。だからあなたの会社は、お客様に何とか見つけてもらい、その中から選んでもらい、しっかり工事という形で技術、サービスを提供し、その対価をお支払いいただくために存在するし、存続できているはずです。

社長のあなたは、もちろん理解していることと思いますが、問題は、会社の真の支配者であるお客様を社長以下の社員全員が理解しているかです。その一番基本的なことが社員全員に伝わっているかです。

特に職人社員ほど、よく教え込まないといけません。腕がよくても、お施主さんにとても怖がられるとか、つっけんどんな扱いをしているようでは今後あなたの会社がお客様に選ばれることも、仕事が来ることはないでしょう。

お客様こそが唯一無二のあなたの会社の支配者ということ。それこそ毎日繰り返し繰り返し、全社員に教え込むこと。これが会社の最高責任者であるあなたの仕事だと思います。