第8話 「先代との葛藤」

2015/03/17

「先代との葛藤」

 

ずいぶん温かくなってきました。

温かくなってくると、雨が多くなります。

当店工事業部門は今から忙しい時期に入ります。

商売繁盛していますか?

 

さて今回は、

「先代との葛藤」についてです。

今から20年前、下請工事業者として父親の仕事を継いでさまざまな現場をこなしていたわけですが、元請の顔色や、言いなりの仕事に疑問を感じ始め、なんとか独自で仕事を請けることは出来ないのかと模索していました。

そこであるメーカーが募集していたビジネスモデルかあり、どうしても挑戦してみたく

現専務と二人で勉強しスタートさせました。これがいわゆる下請工事業脱却の事業でしたが、初めは全く上手くいかず、浮かない顔をしていると、先代からいつも、

「○○建設に顔出して来い。△△商社に電話して仕事ないか聞いてみろ!」

そういわれ続けて来ました。要は、下請仕事を元請に顔出して取って来いという圧力でした。まだ新規のお客さんとはなかなか出会えなかったこともあり、仕事量を考えるとそのほうが目先の仕事は取れますが、新事業への移行がその分遅れる。すると、下請工事ばかりになって、本来の直請仕事に繋がらない時期が続きました。

先代は、先代で昔からのやり方で初代より業績を上げてきたので、

そのやり方が正しいと思っていたし

「元請仕事なんて、下請仕事の合間にやればよい。」

このことは売上実績がないうちはいつも言われ続けました。先代のやり方のま逆の道をやりかかっても、下請工事最優先のところは変わらなかったのです。

実績売上を作るしかなかったあのとき、楽してしまえば、全く業態変化などせず、今の直販100%など出来なかったと思います。あるいは倒産していたかもしれないのです。

先代と喧嘩をしろと言いませんが、やはり目指した目標を実現するためには、

下請工事で食べて行けるうちに変化させきることだと思います。

経営状態の良いうちこそ、変化させる手が打てるということです。

悪くなってからでは、新しく変化させるまで会社がもちません。

直販で売上を上げることに意識を向けて実績を一つ一つ積み上げること。当たり前かもしれませんが、それが元請化実現の近道です。

あなたの会社は、今後も先代と同じ方針で売上を維持できますか?

今、手を打って将来を変えていくことを望んでいますか?